1949-05-20 第5回国会 衆議院 決算委員会 第15号
その当時救國貯蓄運動が始められまして、その自由貯金の増勢に拍車をかけて参りました。それからは預金の総量といたしましては、だんだんとふえる傾向をたどつております。
その当時救國貯蓄運動が始められまして、その自由貯金の増勢に拍車をかけて参りました。それからは預金の総量といたしましては、だんだんとふえる傾向をたどつております。
現に救國貯蓄運動の三千億については、私共と一緒になつて協力して貰つておりますから、この点は誠に國のために、こういう問題に……必ずしもこれは小さい問題と言えないかも知れませんが、何も日本の銀行家がこういう問題にこだわつて、重要な國策に背馳するような行動を取るとは断じて信じておりませんし、現に救國貯蓄運動の面においては非常によく協力して頂いておりますから、このことは、さして問題にはならんのではないか、こういうふうに
貯蓄増強につきましては、すでに一昨年秋以來の救國貯蓄運動が末端まで滲透いたしまして、すでに相当顯著な成績を挙げております。
貯蓄増強については、すでに一昨年秋以來の救國貯蓄運動が末端まで滲透して、相当顯著な成果をあげ、徴税成績の急上昇にもかかわりませず、本年一月は百七十九億円、二月は九十五億円、三月は二百一億円と、順調に進展してきたのでございますが、四月には約四十億円と著しい減少を見ました点に鑑みまして、インフレーシヨン抑制のためには一層この國民貯蓄の増強が要請されますので、本年は貯蓄目標額を三千億円とし、これが達成のために
從つて國民蓄積のために、救國貯蓄運動その他御指摘になりました富籤、多少の弊害が伴うということを認めながらも、尚そういうことを敢えてして國民資金の吸收、國民蓄積の増大ということにまあ努力をしておるわけであります。
さいわいにいたしまして、この救國貯蓄運動等、あるいはこの國会を中心に通貨安定対策本部等の御活動がございまして、それがために國民貯蓄の吸収というものが相当な成果をあげております。これはきわめて幸いなことでございますが、これがまた一方において、ほとんどその大部分が國家の財政に吸収せられることによつて産業を圧迫することになつてはならぬ。
一昨年救國貯蓄運動が展開せられまして以來、貯蓄成績は逐次向上の一途を辿つておるのでありますが、他面、財政資金、産業資金の需要に比較いたしまして、未だ決して十分とは申されないのでありますので、政府といたしましては定期的預貯金の優遇等に一層の工夫を加えたいと思いますが、國民の一層の協力をここにも期待する次第であります。
他の方面で、たとえばただいまお話のあつたような救國貯蓄運動というようなもののございますのも、いわば新日本建設國民運動の一環というふうに考えられるわけであります。しかしながら豫算の形の上では、救國運動に關しては大藏省の關係において計上されており、新日本運動の方は内閣の豫算に計上されているような次第でございます。
即ち貯蓄の状況について考えて見ますと、去年の秋以來救國貯蓄運動が展開されまして、これによつて自由預金増加は昨年の九月頃から段々多くなつて参つたのでございますが、各月七十億円を越すぐらいになりますし、最近の実績では四月が六十二億円、五月が九十九億円、六月が百二十二億円、七月が百二十億円、八月が百四十一億円、九月が百三十二億円ということになりまして、当初月額百億円を目標にしておつたのでございますが、この
○松田委員 救國貯蓄運動に關する決議案でございますが、これは提案いたしましてから大分日數の經過がありましたので、その決議案文の内容に少しく訂正したところがありますから、その訂正の箇所を申し上げて、その委員會の御承認を得たいと思います。
————————————— 本日の會議に付した事件 救國貯蓄運動に關する決議案(松田正一君外四 十六名提出)(第五號) —————————————
救國貯蓄運動に關する決議案を議題といたします。まず提案者松田正一君より發言の通告がありますから、これを許します。松田正一君。 —————————————
○島田晋作君 ただいま議題となりました救國貯蓄運動に関する決議案につきまして、財政及び金融委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 今や貿易の再開を迎え、國内経済体制の整備、特にその根本要件たる通貨の安定、貯蓄の増強は焦眉の急務であることは申すまでもありません。
救國貯蓄運動に関する決議案を議題といたします。委員長の報告を求めます。財政及び金融委員会理事島田晋作君。 〔島田晋作君登壇〕
すなわちこの際、松田正一君ほか四十六名提出、救國貯蓄運動に関する決議案を議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
小坂善太郎君 大藏事務官 福田 赳夫君 委員外の出席者 大藏事務官 三井 武夫君 ————————————— 本日の會議に付した事件 大藏省預金部等の債權の條件變更等に關する法 律案(内閣提出)(第二一號) 會計檢査院法の一部を改正する法律案(内閣提 出)(第三八號) 復興金融金庫法の一部を改正する法律案(内閣 提出)(第四一號) 救國貯蓄運動
通貨安定に關する決議案 政府は、さきに發表した經濟緊急對策中に健全財政、健全金融方針の堅持と救國貯蓄運動の積極的展開とを掲げているが、若し通貨累増の傾向が止まず、物價騰貴の勢が益々激化するようなことがあれば、經濟の再建はおろか、滔々たるインフレーシヨンの怒濤は逐にわが國經濟を崩懷し、國民生活を絶望の淵に押し流してしまうであろう。
從いまして、この九月以後には貿易再開の救國貯蓄運動というものを起そうという計画もしておるというような話であるのであります。
救國貯蓄運動にいたしましても、貯蓄をせざるを得ないような條件さえ作れば、もう貯蓄してくれというような運動を我々が起さなくつてもいい。そういう運動を起さないで貯蓄ができるような條件を作ることが正に政治だと思う。その爲には、この貯蓄問題に關連して申しますれば、先程から問題になつておる安定價値計算的な方法を、この際どこかで、どういう施策かにおいてはつきりさせるということが絶對必要だと思います。
それ以來通貨安定本部を中核といたしまして、救國貯蓄運動に專心いたして今日まで努力を拂つてまいりました。政府はじめ關係各方面の協議、連合軍總司令部の好意と指示とによりまして、これが國民各階層に浸透いたしまして、深刻な通貨不安を漸くぽつぽつとその解消に近づかしめておるのでありまして、貯蓄の上から申しますれば、自由預金は相當效果をあげておるのであります。
○北村委員長 ただいまの救國貯蓄運動に關する決議案について質疑はございませんか。 それでは暫時休憩いたします。 午前十一時五分休憩 ————◇————— 午前十一時十五分開議
尚、九月にはこれは全國的な貿易再開を機會とする貿易再開救國貯蓄運動というものをこれを全國的に一ケ月に亙りまして實施いたしまして、そうして國民の貯蓄意欲の振興を圖るというふうに、衆議院を中心といたしますところの通貨安定對策本部で計畫中のように聞いております。
どうしてもここに貯蓄をして、自分らの貯蓄によつて健全な生産資金を賄う、即ち今貯蓄をして行かなければ、ここにおいて通貨の價値、通貨の信任というものが崩れて行くのだ、そういつたような精神運動の面からも、この貯蓄の必要を大いに強調いたしまして、救國貯蓄運動というものを、この九月から大いに強力に展開いたすつもりであります。國會の皆さんの強力なる御支援を期待いたしておるような次第であります。
泉山 三六君 島村 一郎君 周東 英雄君 鈴木 正文君 苫米地英俊君 宮幡 靖君 石原 登君 河口 陽一君 出席國務大臣 大 藏 大 臣 栗栖 赳夫君 出席政府委員 大藏政務次官 小坂善太郎君 大藏事務官 前尾繁三郎君 ————————————— 七月三十一日 救國貯蓄運動
それからただいま私どもが通貨安定對策本部の方にお願いしているのは、九月ごろ貿易再開救國貯蓄運動を、一箇月間くらい強力に展開していただきたいということをお願いしているのでありますが、本部の方におきましても、これに對して非常に御協力くださつているような實情であります。
一昨日大体きまりましたような形でありました健全財政、健全金融の決議案、それから救國貯蓄運動の決議案、これを明日の本会議に委員会審査省略として上程するというお話でありまして、この提案の形等をこの前きめたいただいたわけです。これに対して共産党の方では、この両決議案に対して修正の御意思があるようで、あのままでは御反対のようであります。